Tuesday, January 27, 2009 2:17 PM
「空を見上げればそこには」
幼い頃から晴れた空を見上げればそこには眩しく光り輝く太陽があった。
晴れた明るい夜空を見上げればそこには月があった。
青空に小さく白い月を見たこともしばしばあった。
月は見るたびに形を変え、そこには明白な規則性が感じられた。
そして丸いボールを青空にかざすと,
ボールには光によって照らされた面と光の当たらない影が現れた。
それが空に浮かぶ白い月と似た形だと気づいたのはいつのことだろうか。
地上に昼と夜が訪れるのも、
月の形が変わるのも、
遠くで輝く太陽の光がもたらしていることだと知る。
青空にかざしたボールを手放すと地面に向かって落ちてゆく。
青空に浮かぶ月や太陽は地面には落ちてこない。
落ちてくるボールにも月や太陽などの星々にも、
等しく見えない力「重力」が働いている。
手で触れることのできない大きな力。